皿屋にいわき平の印象を聞くと「平はS級デビュー戦で3日連続9着の苦い思い出があるバンク。どんよりした気持ちで帰りのスーパーひたちに乗った記憶があります(苦笑)。あの時以来2回目の出走なので、今回は悪いイメージを払拭したい！」とリベンジに燃えていた。

　川崎の全日本選抜競輪(GI)が23日まで行われていたため、今シリーズは大駒不在。皿屋に限ったことではないが、参加選手全員が”チャンス”だと感じているはずだ。

「(チャンスと言われれば)確かにそうですね。絶対優勝とは言えないけど、最低でも競輪祭の権利(決勝3着以内)は取りたいと思っている。脚の状態は変わらず抜群。地脚だから冬の重馬場も大好き。しっかり稼いで帰りますよ」と語った。

　普段はあまり大きなことを言わないタイプだが、今回はいつになくギラギラしており、自信たっぷりの表情が印象的だった。