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【KEIRINグランプリ2021出場選手】吉田拓矢 あのミスター競輪も認めた大器

2021/12/14(火) 15:00 0 10

netkeirinでは、30日に静岡競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2021出場選手を日替わりで特集。4人目は11月の競輪祭で初GI制覇を飾った吉田拓矢選手。グランプリ出場までの道のり、選手としての特徴、ファンからの応援メッセージを紹介します。(構成:netkeirin編集部)

26歳と若さも魅力。関東ラインでどんな競輪を見せてくれるか注目される(撮影:島尻譲)

ミスター競輪・中野浩一さんも認めた大器が開花

 今年最後のGI・朝日新聞社杯競輪祭を優勝し、KEIRINグランプリの出場権を掴み取った吉田拓矢。昨年のKEIRINグランプリ当日は、1つ前に行われた寺内大吉記念杯競輪を優勝。翌年への飛躍を期待させる内容で、評論家や玄人筋のファンからは「若手No.1」「関東期待の星」との声も上がっていた。

 2021年は、決勝まで駒を進めた6月の高松宮記念杯競輪(GI)では宿口陽一との関東ラインで先行。赤板(残り2周)から仕掛け、優勝した宿口の2着。敗れはしたものの、最終バックで見せた捲りは強烈な印象を残した。続く中野カップレース(GIII)を優勝。同レースの”生みの親”でもある中野 浩一さんは「力は十分にある選手」と絶賛。ミスター競輪のお墨付きを得た後も、ラインに貢献しながら好内容のレースを見せた。

 そして、4着までに入れば収得賞金順でKEIRINグランプリへの出走が決まる大一番の競輪祭決勝では、着をまとめるレースをせずに、後方で脚を溜めると直線で一気の差し脚を見せ、GI初優勝を飾った。自在性や勢いに加え、平原康多宿口陽一との関東ラインでの走りは今年のレースの見どころの1つだ。

先行も捲りもハイレベルで出来る期待の若手

 持ち味のダッシュは鋭さが増した。航続距離も長いのでロングスパートもOK。父、弟2人も競輪選手。レースセンスも際立っていて、存在感が光っている。KEIRINグランプリ出場権を自力でつかみとった勝負強さも持っている。

今関東で一番乗れてる選手

 最後に、現在netkeirinで公開中の投票企画「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2021注目選手は」に寄せられたコメントを紹介。ファンの熱い思いが伝わるコメントばかりで人気の高さが伺える。

「宿口、平原と、2人の選手をで優勝サポート…最後の競輪祭は、自力で優勝。今関東で一番乗れてる…強い選手かと思います」

「新鮮さがとてもいい。これからどんどん強くなると思う。グランプリは今後の試金石で車券的には負けてもずっと買い続けようと思って居ます」

「若手でデビューから注目していた107期生是非関東のラインで優勝して欲しい」

「今1番力の有る選手、関東の先頭でGI戦士輪界トップスターとどのように戦うか非常に楽しみですね」

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