2025/10/03(金) 08:53 0 0
2日目のチャレンジ準決勝は3Rから順に加藤駿、辻田祥大、鶴淳志と127期トリオが1着。ホームバンクの鶴は4節連続Vと2節連続の完全Vに王手をかけた。このまま鶴が連勝を伸ばしそうだが、辻田と加藤は同じ中部地区。2日間、2人の後ろを回った渡会啓介も勝ち上がって並びが注目された。
「辻田君が先頭で、僕が番手です。渡会さんが3番手を固めてくださいました。人の後ろを回るのは3回目です」と加藤が説明してくれた。
「7月の四日市決勝と、その次の小倉の準決勝で、どちらも三重の谷澤優貴君の後ろを回りました。四日市は頑張ってくれて優勝させてもらった。小倉は共倒れになっちゃって、しばらくは自力で頑張ろうかなって思っていたんですけど、渡会さんが(番手を)回りな、って言ってくれたので。また三重の同期の後ろですね」
脱サラして一時はボートレーサーを志した28歳のルーキーが3度目のVに挑む。最大のライバルは勿論、同期の鶴だ。
「あいつとは仲がいいんです。何度か引っ越しするんですけど、2度も同部屋だった。もっとも長く同棲しましたね(笑い)。向こうの連続Vを止めたいです。負けたくない」
前は辻田、後ろは渡会と頼れる援軍が前後にいて、3連覇中の元同棲相手に立ちはだかる。(netkeirin特派員)