飯田威文はガールズ120期・飯田風音の父親であり師匠だ。親子斡旋となった前走のいわき平(11月24日〜26日開催)で娘が初優勝(完全V)を成し遂げた。

　娘の初優勝について聞いてみると「僕の娘ってことで騒がれたけど、なかなか結果が出なくて本人が苦しんでいたのが分かるから優勝できて本当に良かった」。

「練習も人一倍頑張っているのに結果が結びつかなくて苦しんだり、同期の子がすでに優勝していて焦っている姿を一番近くで見ていたから余計にね」と娘の成長を喜ぶ父親の顔を見せた飯田。

　肝心の飯田はというと近況はリズムが良くない。
「娘よりも僕の方が危ないんですよね(苦笑)。今回の練習では、娘にアドバイスをもらったんですよ」

「自分では意識していなかった乗り方のフォームを細かく見てもらって、修正したら少し良くなった気がする。でも立場が逆になっちゃいましたね(笑)」

　今開催について「修正した事が少しでも良い結果に繋がってくれると良いなぁ。あとは娘の勢いに乗っていきたいね！」と意気込んでいた。

　愛する娘のパワーを糧に、良いキッカケを掴んで流れを取り戻して欲しい。(アオケイ・宮本記者)