11月20日、小倉競輪場で行われたガールズグランプリトライアル(FII・3日目)のグループB決勝は、捲った児玉碧衣(26歳・福岡=108期)が1着、児玉をマークした柳原真緒(24歳・福井=114期)が2着、柳原からは離れるも追い込んだ高橋梨香(41歳・埼玉=106期)が3着に入った。3連単は①-②-⑤で5,660円という配当だった。

　レースは打鍾過ぎに6番手から尾方真生(22歳・福岡=118期)が発進。7番手の児玉も連れて上がっていく。尾方はバックで大久保花梨(23歳・福岡=112期)に番手捲りで合わされて不発となるが、児玉は自力捲りに切り替えて一気に前を飲み込んでいく。そのまま後続を突き放していき、最後は唯一食い下がった柳原とのマッチレースになるが、これを制して完全優勝を達成。連勝記録を28に伸ばして、暮れのガールズグランプリに弾みを付けた。

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