2025/10/30(木) 16:58 0 14
 
今節は豪華メンバーの布陣。S班が5人参戦しているが、誰ひとり、欠場しなかった。親王牌が終わり、中3日だが、競輪祭へのローテンションを考えても走りたかったのだろう。しかも深谷知広や犬伏湧也などは、賞金の加算の面もある。ファンは楽しみだろうが、走っている選手は大変。
根田空史は追加斡旋だが「メンバーを見ずに、追加を引き受けた」と苦笑い。
続いて、親王牌を振り返ってもらったが「GIで四日間、番手なんてレアなケース。狙い打ちもあっただろうし、技量不足を露呈した。準決は自分が前でも良かったけど松井宏佑君が前でやりたいと…。そこを松本貴治君に飛び付かれてしまった」。
根田の過去のラインへの貢献度を考えると、前は行ってくれる。これがFIの決勝なら、番手捲りもOKだが、GIでの勝ち上がりでは、そうも行かない。それが同じ番手回りでも全然違う所だ。
「やっと本業に戻れる!」これが偽ざる、根田の本音だろう。(町田洋一)