四日市競輪のナイター「開設74周年記念・泗水杯争奪戦(GIII)」は3日、最終日を迎えた。12レースのS級決勝を走り見事に優勝を飾った神山拓弥に話を聞いた。(アオケイ・伊藤記者)
 
 神山拓弥
 前を任せた同県の眞杉匠が主導権を奪い、捲り上げる古性優作を神山はブロック。絶好の展開をものにして完全優勝を飾った。
「(完全優勝は)自分が一番びっくりしている。連日、展開が向いて、関東の若手の頑張りのおかげです。車番的に後ろ攻め、その中で眞杉君は頑張ってくれた。さすがタイトルホルダー。メチャクチャかかっていたけど、バック辺りは苦しそうに感じた。自分の技術不足で古性君の車輪を払ってしまったのは…。4コーナーからは直線が長かった。競輪のレベルは上がっているから、獲れるとは思ってもみなかったし…。誰も来なくて獲れました。これからも一戦、一戦、頑張って走りたい」。