2025/10/26(日) 15:57 0 5
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は26日、最終日を開催。特一般3Rを走った近谷涼に話を聞いた。
今年S級に初昇級し、今回が初めてのGI出場だった近谷涼。2、3日目は単騎の戦いもあったが8、6、9、8着でシリーズを終えた。
「デビューしてから一番収穫が多い4日間」
「今まではテレビで見ていたGI、見るのと走るのとでは全然違う。競技時代も世界選手権とか走ってわかることがあったけど、今回も感じましたね。まだまだ足りないところだらけだし、いろいろな選手からいろいろな話を聞けて勉強ばかりでした」
直近4か月の競走得点は94点台。やはり壁は高すぎた。
「全部がレベル高い。ダッシュもトップスピードも何度も行ける脚も。一つだけ特化していても戦えないし、それに展開も相まって戦っている。一番下の立場として走らせてもらって、学んだこと、課題を持ち帰って、またコツコツやってこの舞台に戻ってきたい。練習とかも見直さないと。来期は失格点もあってA級に落ちる。またこの舞台に帰ってこられた時にしっかり戦えるように。とにかく、素晴らしい舞台でした」
トップレベルとの差を肌で感じた4日間。この経験を今後に活かさない手はないだろう。(netkeirin特派員)