2025/10/26(日) 14:33 0 3
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は26日、最終日を開催。選抜5Rを走った小林泰正に話を聞いた。
地元、前橋ホームの小林が最終日にして待望のシリーズ初白星を挙げた。ここは地元応援団の「泰正コール」を背に怒涛の突っ張り先行。内から潜り抜けてきた東矢圭吾に先手を許してしまったが、瞬時の仕掛けで前を飲み込み番手の内藤秀久とワンツーを決めた。
「前を取れれば突っ張ると決めていました。ここまでの3日間、悔しいレースが多かったし最終日はしっかり駆けたかったんです」と地元で意地をみせた。
今シリーズ、地元から正規配分で出場したのは小林と佐々木悠葵と恩田淳平の3人だけ。少数精鋭で挑んだがGIの厚い壁に阻まれた。それでも恩田が決勝に勝ち上がり、地元の存在感は示すことができた。
「佐々木と自分も仕上げて入ったつもりでした。でも結果が残せなかったし来年の課題ですね。恩田さんの応援に回っていい結果を待ちます」と素直に話した。
そして「来年は自分たちももっと上で戦えるように頑張ります!」と先輩の背中を追いかけながら自らも精進していく。(netkeirin特派員)