19日まで別府GIIIに出走し、31日から地元の四日市記念に出走する柴崎淳が３日目から補充で参戦。レース後は「聞いてください！実は19年目で初めて補充を走ったんです」と意外な事実を明かした。

「朝の練習中に着信が入っていて、"補充で待機してくれませんか？"って連絡があって、わかりましたって答えて。で、練習後にボートレース津にSGを観に行ったんです。もともと行く予定だったんですよ。車で1時間くらいかけて。それで、レース場に着いて30分くらいしたら"補充お願いします！"て(苦笑)。ほとんど滞在できなかったです」

　それでも未体験の補充出走。GIとはいえ、葛藤はあったようだ。

「受けるかどうしようか悩んでいたら、嫁さんが"行ってきなさい！"って。"賞金全部おこづかいにしていいから！"って。それなら！ と受けました(笑い)」

　ここのやり取りは明かすつもりはなかったが「うちの嫁なら全然大丈夫なので！ むしろ書いてください！」とすごい熱量で説得された。それほどの初補充のモチベーションになっているようだ。

「補充だったけど、体の動きとかは特に違和感なかったですね。朝のテンションとかが、正規の人とは違ったかもしれない。ずっとしゃべってましたもん、他の人は静かでした。とにかく来た以上はあと1日頑張ります！」

　最終日は近谷涼との連係から、レースでも爪痕を残して地元記念に向かいたいところだ。(netkeirin特派員)