2025/10/25(土) 19:34 0 1
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は25日、3日目を開催。特選7Rを走った塩島嵩一朗に話を聞いた。
今期が初S級で、今回が初のGI出走の塩島嵩一朗。3日間積極策を貫き、初日は後ろの佐々木龍が1着。二次予選Bは後ろの根田空史が(番手捲りから)2着、3日目7Rは後ろの佐々木龍が1着で、塩島は2着に逃げ粘った。
「展開に恵まれたのもあるけど、落ち着いて流れを殺さないように仕掛けられた。脚的にはまだまだだと思うけど、このメンバーで佐々木さんとワンツーを決められたのは自信になりますね。ここまでは力を出し切れて、自分の役割をこなせているのかなと思います」
初の大舞台でも"練習では郡司浩平以上の強さ"の評判に違わぬ快走を見せている。
「そんなに舞台とか気にするタイプではなくていつも通りに戦えている。そこまで緊張もしていないですね」
強心臓ぶりもアピールした。最終日は11R、決勝の前の特別優秀まで駒を進めた。
「最終日も力を出し切って、自分の役割をこなせたら。頑張るだけですね」
新山響平や三谷竜生らとの激突でも力を出し切ることに集中。どこまで戦えるのか楽しみでならない。(netkeirin特派員)