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【寛仁親王牌】補充参戦の堀江省吾「歓声がすごかったんです」

2025/10/25(土) 14:27 0 0

前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は25日、3日目を開催。選抜6Rを走った堀江省吾に話を聞いた。

今期の目標のひとつは「S級1班の点数を取ること」と言う堀江省吾

 堀江は2日目からの補充参戦。巡ってきたチャンスを見事につかみGI初参戦にして初勝利を挙げた。1走目は持ち味を発揮し先制したが、末脚を欠き4着に沈んだ。修正を施して挑んだこの日は福永大智を相手に思い切って風を切った。道中、番手の諸橋愛が福永に割り込まれるシーンもあったが、諸橋が福永の足を削ぎ続け堀江はまんまと逃げ切り勝ち。

「3角でバテバテでしたが、諸橋さんが福永さんと共に踏み合ってくれたし最後は内へ入ってくれたので。諸橋さんに救われました」とベテランの巧妙なアシストに感謝した。

 今回は補充参戦だが得たものは大きい。レースを通じて改めてモチベーションが高まった。「歓声がすごかったんです。よりGIに行きたいって気持ちになりました」と、特別戦線ならではの熱量に自らの手で出場権をつかみたいと改めて刺激が入った。

 今期の目標のひとつに「S級1班の点数を取ること」がある。このレースを走る前の競走得点は105点フラットだが、今期は1回失格をしているため、そこから3点マイナスされる。例年の傾向として1班の点数を確保するためには最低でも103点台前半は欲しく、現時点ではまだ届かない。

 とはいえ、このレースの1着に与えられる競走得点は119点。最終日の優秀戦も結果を残せば、わずか2走でかなりの点数を上げることができ圏内も見えてくる。GI初白星を手に新たなモチベーションも生まれた。気持ちが乗った堀江の最終日も目が離せない。(netkeirin特派員)

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