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【松戸競輪ミッドナイト】大ケガが続いた堀内昇「正直まだ2割くらい…」

2021/11/01(月) 10:30 0 0

松戸競輪「東京電設工業杯」が31日に開幕した。6RのA級予選に出場した堀内昇に話を聞いた。

まだケガの影響が大きい堀内昇

 S級でも徹底先行として奮闘していた堀内昇だが、直近の点数はなんと70点台。初日も齋藤宗徳にあっさり叩かれて大敗と、苦しい戦いが続いている。これは相次ぐ大ケガの影響を受けてのものだ。

 去年3月、「レッグプレスをやっていた時に半月板を損傷してしまって…」と練習中のケガで半年間ほど戦線離脱。9月に復帰後は「少しずつ良くなっていった」と徐々に調子を取り戻し11月の西武園ではS級でも白星を挙げるまでに快復。

 しかし“さあここから”と巻き返しをもくろんでいた12月の別府記念で落車し、ここでさらに重傷を負ってしまった。 「落車で左ひざのじん帯を損傷しました。これがかなり長引いてしまって…」。

 今年9月のいわき平で復帰するまで288日の長期欠場を余儀なくされた。復帰後は本来の走りができず、「正直まだ2割くらいですかね」とモガいている。

「箇所が箇所なので医者からも『無理はするな』と言われています。本当に少しずつ、少しずつ戻していくしかない。1年とかそれ以上かかるかもしれないけど、やれる事をやってまた(S級に)戻れるように頑張っていきたい。まずは先行して着に残れるように、これが身近な目標です」

 能力は誰もが認めるところで、ケガの影響が癒えれば復活は叶うはず。焦らずゆっくりと、全快への道を歩んでほしいものだ。(netkeirin特派員)

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