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【今日の激アツレース】特進リーチの125期・川上隆義が最後の試練に臨む! S級決勝は森田優弥と石原颯が激突/小倉競輪最終日11Rは20:00、12Rは20:30発走

2025/10/15(水) 12:10 0 0

小倉競輪11R・A級決勝に出走する川上隆義(撮影:北山宏一)

 15日に最終日を迎える小倉競輪ナイター「スポーツ報知杯×CTC杯(FI)」。11RではA級決勝が行われる。

 なんといっても注目すべきは現在8連勝中、この決勝戦を制すればS級特進となる125期の川上隆義だろう。

 直近4か月の勝率は80%と驚異的な数字を誇り、いつ特進してもおかしくないほど圧倒的な存在感を放っていた関東のホープだがいよいよその時がやってきた。

 前々走の小松島競輪決勝ではかつて青森記念決勝で新山響平を優勝に誘った実力者・藤根俊貴をもぶっ千切るパワフルな捲りで完全優勝を飾った。

 良い流れのまま臨んだ前走の函館競輪決勝では、最終バックで依然最後方に置かれ、なおかつ2センターで大外を回すロスの大きいコース取りとなってしまい万事休すかと思われた。しかし異次元のタテ脚で前へと迫ると最後は小笠原光を1/8車輪差でギリギリ捉えて特進への望みを繋いだ。

 迎えた今開催、準決勝は初日特選組が3人もいるなんとも難しい番組となったが、最終ホームでカマしてきた南部翔大の番手にハマり込んで最後の直線で抜け出し決勝へと勝ち進んだ。決勝戦は単騎が5車という特殊な番組構成となったが、展開なんて関係ねぇ! と言わんばかりの強烈な捲りに期待したい。

 しかし別線も黙っていない。川上と同期の南部翔大佐藤大地に初日特選と準決勝と連勝で勝ち進んだ小柳智徳、準決勝で川上に1/8車輪差まで迫った岡崎陸登、S級経験者の菊池竣太朗谷津田将吾とかなり濃いメンバーが揃った。

 関東のホープが次のステップへと進むのか、それとも別線が食い止めるのか、目が離せない一戦となるだろう。

小倉競輪11R・A級決勝は20:00発走!
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小倉競輪12R・S級決勝に出走する森田優弥(左)と石原颯(撮影:北山宏一)

 また、12RではS級決勝が行われる。

 人気に推されているのは埼玉の若頭・森田優弥だ。タテヨコ何でもできるのが強みの森田だが今開催はタテの鋭さが光っている。

 初日特選では林大悟石原颯が踏み合っているところを最後方からスパッと捲り切って白星スタートを決めた。準決勝では打鐘で山田諒を叩きに行こうとするが、3番手の小川丈太と2番手の車間が開いたのを見逃さず3番手にハマり込み、最終バックから捲って番手の恩田淳平とワンツーを決める実にレース巧者な森田らしい勝ちっぷりで人気に応えた。

 森田は今年FI戦3優勝と7車戦にめっぽう強く、なおかつ今回の舞台である小倉バンクは現在6連勝中と相性バツグン。この好条件を活かしてしっかりと優勝を勝ち取りたい。

 対抗するのは唯一のライン3車を形成する四国勢だ。先頭を務める石原颯は23年末の大不振が嘘だったかのように24年、25年と確実にレベルアップしている。

 今開催も見せ場十分な内容で、初日特選では森田に捲られはしたものの先行した林大悟は捉え切って2着を確保し、準決勝では2車ながら果敢に突っ張り先行を敢行しそのまま押し切る強烈な粘り脚を披露した。決勝戦はライン3車の厚みを活かして森田にリベンジを果たしたい。

 単騎の林大悟山田久徳も不気味だ。林は前走の「共同通信社杯競輪(GII)」でも強敵を相手に3度確定板入りを果たすなど確実にパワーアップしている。今開催は初日特選で7着に敗れているが、単騎で逃がされるというあまりにも厳しい展開で全く悲観する内容ではない。準決勝では前を託した坂田康季室井蓮太朗にカマされるも、機敏にスイッチして2着を確保するなど動きは上々だ。唯一の地元勢として何とか見せ場作りたいところ。

 山田は前走の富山競輪で落車に見舞われその影響が心配されたが、今開催も連日確定板に入る堅実な走りで結果を残せているあたり最低限走れる状態にありそうだ。決勝戦でもシーズンリーダーとしての意地を見せたい。

 好メンバー集結の一戦、優勝を勝ち取るのはいったい誰になるのか。

小倉競輪12R・S級決勝は20:30発走!
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