2025/10/24(金) 12:45 0 2
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は24日、2日目を開催。3Rの特一般に出場した武藤龍生に話を聞いた。
輪界でもトップクラスのマーク屋に成長した武藤龍生だが、今大会は無念の一予敗退。それでも敗者戦のこの日は、末木浩二のまくりに乗ってコースを突くと最後は中を割って1着と意地を見せた。
「末木君が頑張ってくれたし、自分も外を踏んでもいいかなと思えるくらい余裕がありました。ここ2場所はセッティングを変えていて、初日もそのセッティングでいったんですけど…。直前に受けたマッサージのおかげで体の感じが良くなっていたので、以前のセッティングの方が今の自分の体に合うのかもと思い、2日目は元に戻したんです。そうしたら余裕もあったしSも取れた。こっちの方が良さそうなので、3日目からもこれでいこうと思っています」
見事に修正して2日目は車券に貢献したが、森田優弥と連結を外してしまった初日の運びが、やはり悔しかったようだ。
「強気に攻めるのが森田の持ち味だし、(初日の前々の走りは)森田だからできるレースだったと思う。(森田が『ラインに迷惑かけた』とレース後のインタビューで言っていたが)あれは自分が付いて行かないといけなかったし、自分がラインにもお客さんにも迷惑かけてしまった。そういうところが今の課題。もっと突き詰めてやっていきたいです」
初日の敗戦を今後の糧にして、輪界一の追い込み屋を目指していく。(netkeirin特派員)