2025/10/24(金) 19:13 0 3
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」が24日、2日目を開催。1Rの特一般で1着となった山賀雅仁に話を聞いた。
1Rは堀江省吾が主導権。番手の諸橋愛に絶好の流れだったが、その3番手回りだった山賀雅仁が鮮やかに外を鋭く伸びた。
「初日の時点で調子がいいなと感じていたし、チャンスが来れば伸びるんじゃないかなって。3番手を回るか1人でやるか悩んだけど、初日に失敗したこともあってもう1回3番手の勉強をしたいな、と。それに、ここ最近、立て続けに堀江君にお世話になっていたので。番手は回って3番手は回らないっていうのもあれですしね」
初日8Rは塩島嵩一朗-佐々木龍の3番手回り。前の佐々木は1着だったが、山賀は5着に敗れていた。再び3番手回りを決断し、今度は反省を生かした。
「被ることもなかったので楽でした。初日がもったいなかったですね。これからGIとか走る時は、基本的に3番手からのスタートになることが多いはず。しっかりと勉強していかないと」
勝負どころで別線に被ることもなく、最後は自身の手応え通りにアタマまで突き抜けた。3日目は内藤秀久を連れて自力戦。状態の良さで、再び存在感を示すか。(netkeirin特派員)