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【武雄競輪】中川誠一郎「まさか優勝とは」緒方将樹「踏みたい距離をしっかり踏めた」

2025/10/04(土) 17:40 0 18

武雄競輪「日本名輪会カップ・九州スポーツプレゼンツ第14回 闘将佐々木昭彦杯(FI)」は4日、最終日を開催。S級決勝12Rを走った中川誠一郎緒方将樹に話を聞いた。

中川誠一郎(左)と緒方将樹

 戦前の3連単は阿部力也-志智俊夫の即席コンビが一番人気で、阿部と地元の山田英明の力両立そして山田-田中誠と続いており緒方-中川は蚊帳の外に置かれていた。

 ところが、いざレースとなれば、逃げイチの利を生かした緒方がするすると出切ることができペースに持ち込むことができた。こうなれば、中川にとってはチャンスを待つだけ。3番手に入った山田の仕掛けに注意を払い直線を突き抜けた。

「初日特選で英(山田)に先着できたし今回は手応えがあったんです」と番狂わせとはいえ、虎視眈々と狙っていた絶好機をものにした。「決勝なんて半年以上乗っていなかったから。まさか優勝とは」と自身もビックリのVだった。

 立役者の緒方は「英明さんは番手には来ない(中団3番手をキープするからとの意味)と思ったので焦らずに出切りました。そのあとは阿部さんが来なかったし、英明さんと中団でもつれていたらいいなとか思いながら駆けていました。残れなかったけど踏みたい距離をしっかり踏めたので」と今後の糧とした。

 優勝インタビューでは来年に2月に行われるGI「全日本選抜競輪」への出場を目指して頑張ってほしいとの話題を振られたが「あ、そこはもう難しい。誘導でお会いできれば。そのときはよろしくお願いします」とキッパリ。身の程をわきまえた、とても慎ましい優勝会見だった。(netkeirin特派員)

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