2025/10/02(木) 09:26 0 0
山崎翼が4番手から捲って、長野和弘とワンツーが決まるかと思われた初日の8R。ゴール前、どん尻から目の覚めるようなスピードで飛んできた宮崎康司が一気にのみこんだ。
「変に脚を使ってしまうと力んでしまう。ぎりぎりまで我慢した。嬉しいですね。ちょっと遠いかなと思ったけど。前回の前くらいから調子が上がっていると思っていたんですよ。ホッとしましたね」
初日1着は年明けの小倉以来とかなり久々。近況は点数を下げてしまっていたが、徐々に好成績が増えてきている。昨年10月の久留米では初日特選を走って白星を挙げた実力者が復調を強烈にアピールした。
「タイガースの試合の時間次第で練習時間や生活ルーティンが変わる」と話すほどの大の虎党。「長男もタイガースファンに洗脳しました」と笑う。今年、最速Vを飾ったタイガースの試合を「5、6試合は観に行きました」と胸を張る。
「甲子園のチケットはなかなか取れなかったので、ほぼビジター。1回だけ甲子園のチケットがあったけど、追加を受けて行けなかった。今年の甲子園はいただいたチケットで1試合だけ。今年は観に行った試合はほとんど勝って、相性が良かったです。ここが終わったら、ファンクラブで応募したクライマックスシリーズのチケットの当選発表がある。自分の分か、長男の分か、どちらかでもなんとか当たってくれないかな」
久々の初日1着で気分も上々。準決勝も初日同様に「一人で気楽に」となった。再び高配演出なるか注目したい。(netkeirin特派員)