2025/09/14(日) 18:45 0 16
あの「伝説の近畿の長い話し合い」を彷彿させるような並びの決め方だった。あの時は、ワッキーの番手を同県の伊原克彦が主張したが、回してもらえなかった。
最初に小森貴大が、同県と言う理由で寺崎浩平の番手を回りたいと意思表示した模様。それを最初に聞いたワッキーが「そんなに甘くはないよ」とひと言。現状、日本一の鬼のマーカーの南修二や、うるさ型であり存在感のある三谷将太が簡単に認めるわけはない。最初の初動を間違えた気がするし、これで完全に番手の目が消えたと思う。
古性優作は言葉を慎重に選びながら「メンバーが出揃った時、僕は別線だと思った。お客さんもレースとして、その方が面白いかもしれない。ただ、南さんも三谷さんも、骨があり芯のある選手。これまでも我慢して来たことがある。全員にチャンスのある走りなら、別の方が良いけど、これが近畿の厳しい競輪。正解は分からないし、難しい判断です」。
小森貴大は「僕が同県と言う理由で安易に考えていた。回すだけの材料がないと言う意見が全て。僕が間違っていました」。
男には譲れないものがある! ここに南修二と三谷将太に男の気概を感じた!(町田洋一)