初日の4レースは、浅井康太が急性腰痛症で、急遽、レースが中止になった。痛々しい姿で浅井選手は競輪場を後にする。そこで、急遽、番組編成室でガラポン抽選会。ここで思い出せるのは3年前の当地記念。3日目の準決の直前になりゲリラ豪雨でレースが中止。ここでもガラポン抽選会があり悲喜こもごものドラマがあった。何と、メインで完全優勝が期待された脇本雄太が抽選負け。

　この時の心境をワッキーが語ってくれ「あの時は確実に飛ぶと思った(苦笑)。50番の内、23番を引き、6着でした」。

　一方の雄、松浦悠士も、この抽選に負けている。この大会を優勝したのが菅田壱道で「ガラポン抽選は松浦君が14番で暫定3位。最後に引き、12番を出して捲りました(笑)。これで決勝進出。ワッキーと松浦が不在で、古性がいたけど、坂本周作が行ってくれ優勝しました」。

　福井は"伝説の近畿の話し合い"とかレース以外のドラマも多い。(町田洋一)