6日から開幕中の小倉競輪「テレQリンパラ杯(FI)」。11RではS級準決勝が行われる。

　中心となるのは山崎歩夢・守澤太志の北日本コンビだ。初のビッグレース出場となった前走のGI・オールスターでも1勝を挙げた山崎。今開催の予選も突っ張り先行で別線を完封し、番手のタテ脚シャープな山下渡も振り切って白星スタートを決めた。

　その番手を回る守澤は説明不要の名マーカー。過去山崎とは3度連携しており7月の岸和田競輪準決勝では山崎が先行し、守澤が大仕事で安倍大成をシャットアウトすると直線では芸術的なチョイ差しでワンツーを決めている。

　近況ビッグレースでは苦戦しているがまだまだ守澤の代名詞であるお手本のような番手の仕事と自力選手に引けを取らない豪脚を見せてほしいところ。

　対抗するのは真鍋智寛だ。8月の高知競輪では準決勝で皿屋豊を破って優出、今開催の初日特選で地元の小川勇介を背負って果敢に先行するとそのまま原田研太朗、黒沢征治といった強敵たちを寄せ付けずにワンツーを決めるなど、近況は充実の内容。当地は6月以来の参戦でその際も優出を果たしている相性のいいバンクだ。

　山崎、真鍋共に徹底先行型で両者の激しいぶつかり合いが楽しみだ。

★小倉競輪11R・S級準決勝は20:02発走！
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