2025/08/16(土) 16:06 0 1
中山拓人が地元で優出に成功した。初日は押さえ先行も稲毛知也に捲られてしまい「突っ張られると思ったけど、簡単に下げてくれたのでよしよしと思っていたけど、スピードが違いましたね。簡単に行かれてしまいました。自分の状態も約1年前のよかった頃に比べると物足りないです」と肩を落としていた。
準決勝では師匠の山信田学との連係で取った作戦は突っ張り先行。最後は逆転差しを許したが、カカリは上々で人気を集めていた森本桂太郎は捲り追い込みで3着が一杯。
レース後は「重たかったし、後ろを見る余裕は1回もなかった。自分の中ではあまり感覚はよくなかったけど、気持ちで走りました。師匠と決められてよかったです」と充実の表情。
決勝戦は活きのいい若手が揃ったが、中山には3車の利があり「ラインの誰かが優勝できるように」と慢心する事なく決勝戦に備えた。(アオケイ・松野記者)