2025/08/10(日) 21:50 0 3
2025年8月10日 宇都宮競輪
第1回女子オールスター競輪G1(最終日)
※ナイター開催
今年からG1格となり、ガールズ4つ目のG1レースとなった女子オールスター競輪。その第1回が8月8日より宇都宮競輪場にて3日間のナイター開催で争われた。
ファン投票上位による初日ガールズドリームレースは佐藤水菜が1着を取ると、準決勝も圧巻のレースで連勝を決めた。また、小林莉子は予選から連勝で勝ち上がって1期生の意地を見せ、ファン投票1位の児玉碧衣、新鋭の仲澤春香もパールカップに続いてG1連続優出を決め、好メンバーが決勝に名を連ねた。
初代覇者となるのは誰か。佐藤の偉業達成にも注目が集まった決勝は、仲澤春香を児玉碧衣が叩いていくが、6番手から佐藤が豪快に捲りで抜け出し、後続に5車身差をつけて優勝。G1となったオールスターを制覇し、ガールズケイリン史上初のグランプリスラムを達成した。
※2日目準決勝レポートはこちら
※男子ルーキーシリーズプラス2025決勝のレポートはこちら
※女子ルーキーシリーズプラス2025のレポートはこちら
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【最終日12R=女子オールスター競輪G1決勝】
1/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
2/小林莉子(L1・東京102期)
3/柳原真緒(L1・福井114期)
4/児玉碧衣(L1・福岡108期)
5/仲澤春香(L1・福井126期)
6/太田美穂(L1・三重112期)
7/久米詩(L1・静岡116期)
【レース展開】
誘導以下、6太田、7久米、3番手は内に3柳原、外に5仲澤で並走、1佐藤、2小林、4児玉で周回。まず児玉が上昇すると、最終HSで外並走から仲澤が前を叩いていく。児玉も捲って、最終2コーナーで仲澤を叩いて先頭に立つが、最終HS6番手から佐藤が仕掛けると、一気のスピードで児玉に迫る。最終3コーナーで、佐藤は児玉をかわすと、あとは後続を大きく引き離す快勝劇。2着は久米、3着は柳原が入線した。
【最終日12R=女子オールスター競輪G1決勝】
2車単1-7 820円(4番人気)
3連単1-7-3 6,400円(22番人気)
決まり手:捲り-差し
優勝/佐藤水菜(L1・神奈川114期)
今回戦績:D1・準1・決1
次走出場予定:未定
思い残すことはないくらい、やりきって頑張りました。
太田選手がSだろうと思って、その後ろに自在の選手がいる。それなら、その後ろは自分がいいなと思っていたので、並びは自分の思う通り。あとは自分のタイミングくるまで脚をためて、タイミングが来たら全力を出し切れたかなと思います。本当に人の動きしか見てなくて、距離感覚もない状態でがむしゃらにもがいてしまったので、500になれてない部分で、どこがゴールだろうという不安はありましたが、しっかりと前に踏み込むことだけは徹底して、自分が一番に入れて良かったです。レースの動きが激しかったので、人の動きしか見れておらず、けっこうギリギリの戦いでした。昨日は頑張りすぎて、ローラーも昨日の方が感覚が良かったので不安でした。でも、皆が背中を押してくれて、やるしかない、気持ちひとつで乗り切りました。自分が今どこにいて、誰がいるかをビジョンで確認したら自分が抜けていたので、良かったです。前を向くのは時間かかると思うけど、頑張らなくてはいけないので、頑張ります。でも全日本(選手権)があるので、全日本は本気で倒してきます!
(P-Navi編集部)