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【東京オーヴァルカップレース】3日制GIIIに眞杉匠ら豪華メンバー参戦! 大会概要、見どころを解説

2025/07/26(土) 12:00 0 0

京王閣競輪場で26日から開幕する「東京オーヴァルカップレース」。3日制9車GIIIとして実施される今開催の概要、主な出場選手を紹介する。
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京王閣競輪場(写真提供:チャリ・ロト)

■3日間の激闘再び! 前回大会との違いは?

 東京都調布市にある京王閣競輪場で7月26日から28日の3日間、「東京オーヴァルカップレース(GIII)」が開催される。

 今開催は7月中旬にナイター開催で行われた「シン東京ミリオンナイトレース」と同じ3日制9車GIIIとして行われる。

 前回のナイター開催との大きな違いは3つ。まず一つは"S班の参戦"だ。前回の開催では「サマーナイトフェスティバル(GII)」に出場するトップ選手は参加しなかったが、今開催では眞杉匠清水裕友のS班2人を筆頭にビッグレースでも活躍しているトップレーサーが続々と参戦する。

 2つ目は"時間帯"だ。前回はナイター開催で行われたが、今開催はデイ開催で行われる。曜日も土日と重なるため家族を連れての観戦もしやすくなっている。ただ日中は気温も上がるため、現地で観戦される方は熱中症対策を忘れずに楽しんでほしい。

 3つ目は"A級との同時開催"だ。前回はS級戦とガールズ戦の同時開催だったが、今開催はガールズ戦に代わってA級戦が行われる。S級復帰を目指す中堅〜ベテランと未来のスター候補である若手たちのぶつかり合いにもぜひ注目してほしい。

■大会概要と勝ち上がり方式

シン東京ミリオンナイトレース決勝(写真提供:チャリ・ロト)

 GIIIでは珍しい11レース制で開催されたが、今回は通常通り12レース制で行われる。

 ただS級戦は前回と勝ち上がり条件は変わらず予選・準決勝共に3着条件とシンプルだ。

 A級戦は5Rで7車戦のためFI戦と全く同じ形式だ。初日予選は3着以上は勝ち上がり確定で4着で泣き別れ、準決勝は2着以上確定で3着で泣き別れとなっている。

 通常のGIIIより少ない勝ち上がり切符を巡って初日から激しい戦いが行われること間違いなし。9車で激しさ増す熱闘は一戦たりとも見逃せない。

イベント盛りだくさん!

 開催中の京王閣競輪場では3日間通してイベントが目白押しだ。

 「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」、「プリキュア」など子供たちから大人気のキャラクターが登場するイベントもあれば、浦山一栄ら生涯先行を貫く4選手のトークショーといったオールドファンも大満足の催しも行われる。

 その他高木真備氏ら元選手による予想会、東京支部選手会ブースなど多種多様なイベントが盛りだくさん。お時間のある方はぜひ現地に足を運んで楽しんでいただきたい。

▶︎イベント詳細はこちら

高木真備氏(撮影:北山宏一)

■注目選手

 最後に今大会の主役候補である選手をS級・A級ともに2人ずつピックアップする。

吉田拓矢(S1)

 今年の「日本選手権競輪(GI)」を優勝したトップレーサー。自力脚が強力なのはもちろん、最近は番手でも戦えている。眞杉匠らと力を合わせて地元・関東勢から優勝者を出したいところ。

寺崎浩平(S1)

 ナショナルチームとして世界で戦ってきた猛者。競輪に専念してからも持ち前のスピードを発揮しビッグレースで活躍している。先行・捲りどちらでも相手にとっては脅威だ。

吉田拓矢(左)と寺崎浩平(撮影:北山宏一)

金子貴志(A1)

 13年KEIRINグランプリ制覇、2回のGI優勝というケタ違いの実績を誇るレジェンド。今年9月には50歳を迎えるが、まだまだオールドファンは金子が活躍している姿を楽しみにしているはずだ。

藤井優希(A2)

 "BIGMAN"の愛称で親しまれている藤井。歌唱力も高く昨年デビューのルーキーながらすでに多くのファンが付いている。しかしマイクパフォーマンスだけではなくレースでも気迫あふれる"ド先行"でファンを魅了する。

金子貴志(左 撮影:北山宏一)と藤井優希(写真提供:チャリ・ロト)


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