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【小倉競輪・ナイター】“なにが起こるかわからない”を体現した丸山啓一

2025/06/19(木) 22:12 0 1

小倉競輪場のナイター「オッズパーク ホークス杯(FI)」が20日、最終日を迎える。11RのA級決勝に出走する丸山啓一に話を聞いた。(netkeirin特派員)

「一つでも上の順位を目指して頑張りますよ」と話す丸山啓一

 A級準決勝は波乱ムード。4Rこそ近藤俊明菅野航基のワンツーで1番人気で決まったが、3Rは人気の三木健正が不発に終わり7着。初日特選を勝った小原唯志も4着に敗れ、極めつけは5R。圧倒的人気に推された河崎正晴がまさかの4着で今期初めて決勝進出を逃した。その5Rを勝ったのが3番手捲りの赤塚悠人に乗った丸山啓一。まだまだ元気な50歳が3節連続の決勝行きを決めた。

「いやー、本当になにが起こるかわからない。相手に超強い子(河崎)がいたし、いい意味で気楽に走れた。赤塚君が頑張ってくれたね。だから競輪は面白い。31年間走ってるけど、常にそう思いますね。とにかく諦めないことが大事」

 強い選手が勝つとは限らないのがライン戦で行われる競輪の醍醐味。それを体現して満面の笑みだった。

「初日も感触は良かったし、連日伸びていると思う。脚は悪くないね。年齢的に(状態を)安定させるのは難しいけど、(今期)終盤にこうやって決勝に乗れるのは良かった」

 1月に50歳になった。息子の留依(るい)もルーキーシリーズでデビュー。来月の10日に本格デビューを果たす。まだまだ元気いっぱいな秘訣とは。

「S級点とか、いろいろな要素があるけど、仮に取れなくてもマイナスに考えるのではなく、この年齢でそういう勝負ができていることを嬉しく思う。そういう風に自分を鼓舞してます。ダメだったとしても来期に必ず繋がるし、とにかく諦めないこと。決勝は近藤(俊明)君に任せて、一つでも上の順位を目指して頑張りますよ」

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