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【奈良競輪】ジレンマの抱える佐方良行「我慢ができないのでタテに仕掛けてしまう」

2021/10/07(木) 16:00 0 0

奈良競輪場で行われるナイター「オッズパーク杯(FII)」が8日に初日を開催する。9レース特選を走る佐方良行に話を聞いた。

直近は白星を並べてまくりの決まり手は「12本」の佐方良行

 今期は失格による降班であり、決して脚落ちではない。A級戦では人の後ろを回るケースもあるが、自力戦をモットーにしてまくりを主武器に善戦している。直近は白星を並べてまくりの決まり手は「12本」。今年40歳とは思えぬ切れの良さを見せている。

「来期はS級に戻れる。上では自力は通用しないし、ラインを固めるレースがしたい。そのため決まり手を消しておきたい。少しでも残っていたり、タテに動くイメージがあったら容赦なく自力番組を組まれるから」。

 A級で通用するタテ脚がS級ともなればまったく通じないことは本人も自覚している。タテ脚を磨いたまま上に上がり、追い込みとして勝負していきたいと思っている。そのためにはイメージ作りがまず大事。自力の決まり手を減らすことが最善だが…。

「俺って仕掛けたいところから行ってしまうし我慢ができないのでタテに仕掛けてしまう。だから決まり手がなかなか減らない。S級で、自力で動く番組になったとしても、ムリヤリ別地区の3番手を回ったりしないかぎり、追い込みとしては見てくれないでしょうね」とジレンマを抱えている。(netkeirin特派員)

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