2025/06/18(水) 14:09 0 3
ここは藤井侑吾ー皿屋豊の3番手。藤井が打鐘から飛び出し先制したが、犬伏湧也の強烈な巻き返しに飲み込まれてしまった。山口は後方に置かれるピンチにも、焦ることなく皿屋の動きを見ながら冷静にコースをかぎ分けて3着まで飛び込んだ。レース後は「ベテランのコース取りですよ」と満足そうに汗をぬぐい「SS班が相手だったし僕らはチャレンジャー。難しかったけどスキができたおかげで僕が3着に入ってしまった。どうも、すいません(笑)」と舌を出した。
「侑吾がうまく合わせたと思ったけどね。(藤井を)一番、守らないといけないし皿屋がどうするかなって(3番手から)見ていました。ただ、相手も強いし難しかった」とラインの番人役として後輩たちの運行をやさしく見守った。経験豊富なベテランがいるだけでラインはグッと引き締まる。
8ポイントを獲得し、二次予選進出への道はグッと近づいた。それでも「まだ決まりじゃない。気を抜くと終わっちゃうし緊張感を切らさずに(2走目も)走ります」と手綱は緩めず、再び気を引き締めた。(netkeirin特派員)