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高松宮記念杯競輪G1(初日)レポート【注目選手コメント掲載!】

2025/06/17(火) 21:30 0 2

2025年6月17日 岸和田競輪
大阪・関西万博協賛
第76回高松宮記念杯競輪G1(初日)


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17日に開幕した高松宮記念杯競輪G1。激戦の連続だった初日の一次予選1から気になる選手をピックアップしてお届けします。

【初日1R=西日本一次予選1】
「逃げ切りで好発進」
1着:太田海也(S2・岡山121期)
自分達が前受けになったら、しっかり突っ張って脚力を出していきたいと思っていました。窓場(千加頼)さんを突っ張ろうと思ったのですが、判断ミスで行かれてしまった。(最終HSは)窓場さんと(山崎)賢人さんの後ろの荒井(崇博)さんがやり合っているのが見えて、行けるタイミングがあったので仕掛けました。踏み出した時の体の感覚は悪くないのですが、競輪なので、もうワンテンポ早いタイミングで行けば、ラインで決まったのかなと感じています。脚力の高い賢人さんが後ろにいる中で、逃げ切れたのはすごく良かったと思っています」

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【初日2R=東日本一次予選1】

「前走よりいい状態」
1着:松谷秀幸(S1・神奈川96期)
皆、自分のところか、(佐々木)龍のところ、もしくは中団を攻めてくると思っていたので、なんとか凌がないとなと思っていました。1コーナーで、接触した音が聞こえて見たら、後ろがだいぶ離れていたので、(深谷知広と)ワンツーは決まるかなと。龍の落車は残念ですね。初日の割には、比較的落ち着いて走れたかなと思いますし、状態は前走の別府記念よりはいいと思います。気を引き締めて走りたいと思います。

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【初日3R=西日本一次予選1】
「絶妙にハマった展開」
3着:河端朋之(S1・岡山95期)
嘉永(泰斗)が叩かずに付いてきたので、強い(寺崎浩平)選手を後方に置いて6対3のような形にできたと思います。後ろから仕掛けてきても合わせられるくらいに踏んでいましたし、一気に踏まず徐々にペースを入れて踏み上げていけたので、仕掛けにくかったのかなと思います。着が沈みましたが、悪くない走りだと思います。

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【初日4R=東日本一次予選1】
「瞬時の判断がカギ」
1着:吉田拓矢(S1・茨城107期)
車番として、初手は後ろ中団しかない状態だったので、赤板ではとっさの判断で、(中野慎詞ラインの)4番手に入りました。中野君はダッシュがあるので、駆けてない時に行ったらタイミングが合ってしまうと思ったので、駆けてニュートラルに入ってから仕掛けようと思っていました。早めではありませんが、行けると思ったところで仕掛けられたと思います。道中で余裕があったので、踏んだ瞬間にいけると思いました。ここに入る前、練習で眞杉(匠)にボコボコにされたので、どうかなと思っていましたが、状態は問題ないです。2走目以降も慢心せずに走ります。

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【初日9R=西日本一次予選1】

「展開を生かす好走」
1着:脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
誰かが切りにいったところを行こうと思っていましたが、まさか松本(貴治)君が抑えにいく並びになると思っていなかったです。そこからは、なるべく早く展開を動かしてと思っていました。(最終HSで志田龍星の)番手に入れてラッキーでした。自分の感じている違和感は、少しずつ解消できていると思いますが、まだまだ修正できるところがあると思います。体調面は普通です。

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【初日10R=東日本一次予選1】
「厳しいコースを突き抜ける」
2着:成田和也(S1・福島88期)
新山響平は)上手く佐々木(眞也)君に走られてしまった。でも、中団をとって弾くのかなと。ただ、(赤板で佐々木の番手の)道場(晃規)が引いてきて、外に誰もいなかったので、外に出て迂回しようと思いましたが、佐々木も外帯線をはずし気味だったので内から行けました。(打鐘過ぎは)小林(泰正)君がかかっていました。(新山は)苦しかったと思います。最後は、内に行くしかないと思い踏みました。次もしっかり調整して頑張ります。

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【初日11R=西日本一次予選1】
「ワンチャンスに賭ける」
2着:取鳥雄吾(S1・岡山107期)
前が取れたら前からと思っていましたが中団だったので、1回のチャンスに賭けようと腹をくくりました。ペースが緩むタイミングで行くと決めていたので、行けて良かったです。最終2コーナーくらいで(古性優作が)来るんだろうと思っていたので、しっかり3コーナーまで踏み切って、あとは気合いで残れたらと思っていました。桑原(大志)さんの影がすごく動いていたので、助けてもらっていると思い、あまりスピードが垂れないように、精いっぱい踏み切ってと思いました。バテそうなので、熱をとってゆっくりします。

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【初日12R=東日本一次予選1】

「レースでしか培えないもの」
2着:郡司浩平(SS・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
(打鐘は)(小松崎)大地さんと吉田(有希)がどれくらい踏み込むのかなと考えていました。(打鐘過ぎは)4コーナーで(鈴木)竜士が切り替えたタイミングで隊列が短くなったし、吉田が引いてくると変なタイミングになるので落ち着いたところで行こうと思っていました。(最終)ホームで持ち出していたのですが、風で重かったしスピードが乗っていく感じがなかったですね。その分、最後も苦しかったです。今、いかに力を抜いた状態で自転車を進められるかがテーマなので、その感覚はイマイチでした。もう少し体の使い方をいいイメージでレースに臨めればもっと良くなると思います。1走、1走を頑張ります。

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高松宮記念杯競輪G1(2日目一次予選)注目選手ピックアップ
(※コメントは前検日のものです)

【高松宮記念杯競輪G1(2日目)1R=西日本一次予選1】
1/山田庸平(S1・佐賀94期)
2/犬伏湧也(SS・徳島119期)
3/皿屋豊(S1・三重111期)
4/三谷竜生(S1・奈良101期)
5/藤井侑吾(S1・愛知115期)
6/中釜章成(S2・大阪113期)
7/小岩大介(S1・大分90期)
8/山口富生(S1・岐阜68期)
9/小倉竜二(S1・徳島77期)
並び想定は
1山田-7小岩
2犬伏-9小倉
5藤井-3皿屋-8山口
6中釜-4三谷

「決勝を目指して頑張る」
2番車:犬伏湧也(SS・徳島119期)
別府記念の欠場は)腰に不安要素があったので。そのあとはしっかり練習ができたので、問題ないかなと思います。もう一皮剥けないとG1の決勝に上がれないところがあると思うので、自覚を持ってやりたいです。しっかり決勝を目指して頑張りたいと思っています。
(一次予選1は)自力で頑張ります。

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【高松宮記念杯競輪G1(2日目)2R=東日本一次予選1】
1/松井宏佑(S1・神奈川113期)
2/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
3/森田優弥(S1・埼玉113期)
4/大槻寛徳(S1・宮城85期)
5/武藤龍生(S1・埼玉98期)
6/高橋晋也(S1・福島115期)
7/岩本俊介(SS・千葉94期)
8/恩田淳平(S1・群馬100期)
9/守澤太志(S1・秋田96期)
並び想定は
1松井-7岩本
2佐々木-8恩田
3森田-5武藤
6高橋-9守澤-4大槻

「いい状態をキープできている」
7番車:岩本俊介(SS・千葉94期)

前を走る選手のおかげで、安定した成績を残せていると思います。自力でやる時に結果を出すのが今のテーマで、これから先の重要なポイントになると思う。ちゃんと切り替えて走れているし、結果も出ているので、いい感じだと思います。(別府記念後は)いつも通りに練習をし、積み重ねてきました。
(一次予選1は)(松井)宏佑の番手に付かせてもらいます。

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【高松宮記念杯競輪G1(2日目)3R=西日本一次予選1】
1/山口拳矢(S1・岐阜117期)
2/山田久徳(S1・京都93期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/松岡辰泰(S1・熊本117期)
5/浅井康太(S1・三重90期)
6/福永大智(S1・大阪113期)
7/岩津裕介(S1・岡山87期)
8/中井太祐(S1・奈良97期)
9/松岡貴久(S1・熊本90期)
並び想定は
1山口-5浅井
6福永-8中井-2山田
3清水-7岩津
4松岡辰-9松岡貴

「厳しい状態が続く」
3番車:清水裕友(SS・山口105期)

宇都宮記念と全プロ記念は)着はたいして良くないのですが、動くところで仕掛けられたのは良かったと思います。体の状態は、年はじめに比べたらいいと思いますが、全体的な底上げをしたいですね。厳しい戦いが続いています。青森(全プロ)後は、リフレッシュして、しっかり練習をしてきました。
(一次予選1は)自力で頑張ります。

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【高松宮記念杯競輪G1(2日目)4R=東日本一次予選1】
1/雨谷一樹(S1・栃木96期)
2/渡部幸訓(S1・福島89期)
3/小原太樹(S1・神奈川95期)
4/青野将大(S1・神奈川117期)
5/眞杉匠(SS・栃木113期)
6/横山尚則(S1・茨城100期)
7/山崎芳仁(S1・福島88期)
8/岡村潤(S1・静岡86期)
9/菅田壱道(S1・宮城91期)
並び想定は
5眞杉-1雨谷-6横山
9菅田-7山崎-2渡部
4青野-3小原-8岡村

「疲れを残さない」
9番車/菅田壱道(S1・宮城91期)

別府記念は)初日から調子が良くいい状態と思ったのですが、準決勝は初手の位置が厳しかったので、どうしようもなかったですね。最終日に1着をとって締めくくれたので、ここも頑張りたいと思います。開催後は、ナイターだったので自律神経なを整えることからはじめ、しっかり疲れを抜き、雨で自転車に乗れない時もありましたが、調整できたと思います。全選手が初日に走りたい気持ちがあると思いますが、そのあたりがツイてないと思います。5連走で終盤キツくなつてくることがあると思うので、疲れを残さないように調整したいと思います。
(一次予選1は)自力自在に立ち回りたいと思います。

(P-Navi編集部)

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