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【高松宮記念杯競輪】肋骨骨折から復帰戦へ臨む松浦悠士「バンクを走っていないから何とも…」

2025/06/16(月) 17:58 0 15

岸和田競輪場の「第76回高松宮記念杯競輪(GI)」が17日に幕を開ける。1R西日本一次予選1を走る松浦悠士に話を聞いた。

松浦悠士は1か月ぶりの実戦

 5月宇都宮記念の準決勝で落車負傷し「肋骨骨折」と診断され戦線を離脱。青森全プロ競輪、6月別府記念を2本欠場して今回、復帰を果たした。「自分のなかでは痛みもひいて順調かな、と思ったので復帰しようと。ただ、バンクを走っていないから何とも…。レースを走らないと相手との力関係がわからないですしね」とレース勘に不安を覚え慎重だ。

 ただ、欠場期間中には吉報が入った。5月に引退した平原康多氏に代わり、7月1日付けでS級S班に追加選出されたのだ。それでも「選んで頂けたのはうれしいですけど、今の状態でS級S班としての走りで期待に応えられるかは走ってみないと…」と現状のままで果たして任務を全うできるのか、と危惧しており慎み深く先を見ている。

 初日1Rは連係相性のいい太田海也を目標に得た。太田とは5月名古屋GI「日本選手権競輪」の準決以来の連係で、そのときは共倒れに終わっている。「あのときは(太田に)離れてしまったしリベンジをしたいですね」と巻き返しに躍起。沸き立つ思いを胸に秘めて静かに闘志を燃やしている。(netkeirin特派員)

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