2025/06/16(月) 17:55 0 7
5月名古屋GI「日本選手権競輪」(通称、ダービー)で選手生活14年目にして初のGIファイナルに進出した阿部。決勝でも存在感を示し4着と大健闘した。「自分はまだまだ、そういう(S級の争覇クラスに匹敵する)選手じゃないと自覚しているので。タマタマの結果です」と謙遜している。それでも、直後の5月防府Sでは完全Vを飾るなど近況は充実一途で脚勢は明らかに上向きだ。
防府から中19日を空けての参戦は直前に「腰痛が出た」というものの、岸和田は同期の古性優作の縁で定期的にバンクに入っている大事な場所で否応なしに気合が入る。「今回も早めに岸和田に入って練習をしていました。腰の痛みもこっちで治療してきました」と勝手知る当地で見せ場を作りたいところ。ここは初連係の中野慎詞に猛然と食い下がり、怒涛の伸びを披露する。(netkeirin特派員)