2025/06/08(日) 20:30 0 11
初日特選と二次予選を制しながらも、準決勝は後方で不発に終わり5着だった菅田壱道。決勝進出を逃したが気落ちすることなく最終日を捲って勝ち、GI(高松宮記念杯)前の開催で3勝を挙げた。
「九州が(前を)主張してきたので突っ張りなんだろうなって。仮に坂井(洋)君に行かれても3番手からまた行くだろうと思った。理想の展開でしたね。前が並走になったし、決まる前に仕掛けて、一丸(尚伍)君が出ていく前に横まで行きたかった。昨日(準決勝)がふがいなかったので、今日はたとえダメでも仕掛けようと思っていました」
準決勝は序盤からハイピッチの流れ。立ち後れた菅田は仕掛けることもままならなかった。
「あのスピード域でも余裕を持って捲れるくらいじゃないと、GIの準決勝や決勝で戦えない。終わってみれば、準決勝もダメ元で仕掛けていれば3番手に入れていたと思う。瞬時に体が動けば良かったんだけど。まだローラーの感じも絶好調ではないし、上がる余地はあると思う。宮杯まであと1週間あるし、しっかり調整したい」
次の高松宮記念杯では、決勝進出したダービーに続く奮闘に期待しよう。(netkeirin特派員)