2025/06/05(木) 12:39 0 0
まずは予選競走を振り返ってみる。スタートを菊池崇訓に取られてしまって押さえるレースになったが、赤板でブーメランから鐘4角カマシ。最終ホームでは久保将史をブッ叩き、強い向かい風の中を気合の先行だ。最終最後は少しタレた感じで番手の小林健に差されたが、2着で準決勝進出を決めた。
「ホームが追いでバックは向かいという風でした。だからダッシュを効かせて鐘4角から仕掛けて行こうと。1コーナーでは叩き切れたので、これだったら押し切れるなと思っていたんですけど(苦笑)。バックの向かい風で思った以上に脚力を削られたのかも。ただ、自分らしいレースはできたので納得はしています」と言う。
自分のスタイルと今後の事について話を振ってみると「自分の脚質はダッシュ系です。今回一緒の小田(恭介)さんと同じですね。踏み出しの良さを活かした組み立てが多いんですが、まくりを狙うようなレースはしていません。結果的にまくりになってしまう事はありますがね。今後の事ですか? (来期は2班に昇班が決まっている)1・2班戦に上がっても先行メインに戦っていくつもりですよ。将来はS級っていう夢があるけど、勝ちに拘って上に行っても通用しないですから。だから、結果だけを求めずコツコツ脚を付けつつ上がりたいです」と話してくれた。
準決勝に向けては「脚質を活かした組み立てがベストですかね。自分のスタイルのレースをしっかりやりたい」とキッパリ。(アオケイ・忍足記者)