2025/06/04(水) 14:25 0 2
「前回は佐世保だったんですが、前検日はメンバーを見る前に『前を取れれば突っ張り。後ろからなら番手』というコメントを出して上がったんですよ。あとでメンバーを見たら(別線の自力は1番車の佐藤大地で前田拓也が2番車で番手)自分が押さえにいく車番(4番車)だったので、走る前に前田さんに『よろしくお願いします』と挨拶にして外から競りに行った。前田さんはしっかり受けてくれたし、流石だなあと思いましたよ。自分は競り負けて6着でしたけど、やる事はやれましたね。そのレースはかなり反響があったみたいですよ(苦笑)」と振り返る。
最近は戦法の幅が拡がったように感じるが「そうなんです。そういうのもあって(5場所前の)京王閣の初日にハンドルを換えて走ってみたんですが、あまり感じよくなかったので2日目から戻した。それ以降はセッティングをいじっていたんですが、今はかなりしっくりきています。今の自分のスタイルは『前を取ったら突っ張る。後ろからなら番手』という感じでやっています。前回の佐世保最終日は突っ張って逃げ切りましたからね(笑顔)。このスタイルでやっていくと来年にはクビになっているかもしれないけど、勝負しようという強い気持ちがあってやっている事なので。何だか新人の時に戻ったような感覚があるんですよね」。
初日のレースについて話を振ると「前を取るのは秋末君でしょうね。そうなると自分が押さえに行く展開。だから、秋末君が突っ張るようなら外から番手。出してくれるようなら踏み上げつつ番手ですかね。できれば一旦、前に出て内で競る方がいいんですけど」と言って話を締め括った。(アオケイ・忍足記者)