2025/06/03(火) 15:44 0 19
今回新車を投入して臨んだ眞杉匠は、初日からセッティングを試行錯誤しながら調整を続けていた。2日目のレース後には「初日よりマシだった」と上向く気配を示していたが、肝心の準決勝はまくり不発で決勝進出を逃した。
最終日は前を任せた松崎広太が風を切ると、車間を大きく切って援護し最後は抜け出して白星締めに成功。
「今日は松崎君が良いペース行ってくれてやりやすかった。もうワンテンポ踏むのを遅らせればライン3人で決まったかも」
4日間を振り返ってもらうと「新フレームはいいと思うので(もっと)調整して。宮記念杯もこのフレームでいくと思います」と新車への手ごたえを語り、そして「昨日(準決)はシューズをいじってしまい、それが良くなかった。伸びが全くなかったです。なので今日は戻しました」と準決の一番の敗因を挙げた。
次走は17日に開幕する高松宮記念杯。
「その前にここ(取手)で、若手たちみんなで合宿をするつもり。いい形で宮記念杯に入れれば」
今シリーズで得た収穫と反省点を持って、万全の態勢で岸和田へと向かうつもりだ。(netkeirin特派員)