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【青森競輪・ガールズ】苦手な6番車を克服した吉村美有紀

2025/05/07(水) 22:15 0 2

青森競輪場のナイター「日刊スポーツ杯(FI)」が8日に2日目を迎える。ガールズ予選2に出走する吉村美有紀に話を聞いた。

「決勝には上がりたいですね」と話す吉村美有紀

 ポツポツと優出こそある吉村美有紀だが、なかなか決勝常連メンバーには定着できていない現状。どちらかと言えば追走を得意としているが、一般戦では姉(早耶香)譲りのタテ脚を披露している。

 前検日に初日の番組を見せると「また6番車…。最近は初日6番車ばかりなんですよね」と苦い顔。ガールズケイリンは車番で位置取りが大きく左右されるし、それもあって初日は大きい着を叩いてしまうこともあると言う。

 当地は2度目で前回は3日間車券に絡めずだったが「その時は追加で函館からの連戦だったんですよね。ただ、その時は姉と2人で暮らしていて冷蔵庫代を稼ごうと思ったのに全然ダメだった記憶があります(笑)」と賞金稼ぎに失敗し、今回は「前回は大きい目標を立ててダメだったので…。今回はクレープ代を稼ぐ事を目標にします!」と今時の若い女子らしい目標を立てた。

 初日のレースは最終ホームでは後方に置かれる苦境な流れになったが、捲った太田美穂の3番手をしっかり追走して直線では佐伯智恵を捕らえて奮闘の2着。3連単も4万円を超える高配当を提供した。

 レース後には「後ろに置かれたけど、太田さんが仕掛けると思って追走に集中していました。何とか付け切れてよかったです。6番車も克服できたし、これでクレープも食べられます」と笑顔で話してくれた。

「初日に2着だったので決勝には上がりたいですね。油断しないで2日目も頑張ります」と気を引き締めた。(アオケイ・松野記者)

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