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【大楠賞争奪戦予想】九州勢の熱走に要注目! “脚力勝負”がモノを言うタテ脚バンクの行方は!? /競輪予想・ウマい車券

2025/04/10(木) 10:00 0 3

武雄競輪場で10日に初日を迎えた「大楠賞争奪戦(GIII)」。埼玉のレジェンド場立ち予想家「木村安記」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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S班の眞杉匠(左)と新山響平(写真提供:チャリ・ロト)

■迫力満点のゴール前での観戦がオススメ!

 10〜13日までの4日間、佐賀県の武雄競輪場にて「大楠賞争奪戦(GIII)」が開催されます。
 “大楠”とは、樹齢3,000年以上・樹高30m・幹回り20mという巨大な神木。武雄神社内にそびえるその存在は、武雄市のシンボルでもあります。武雄競輪場内には、ちびっ子・パパ・ママが楽しめる公園や、貸し出し自転車で遊べるBMXのミニコースも併設されていて、フファミリーで楽しめる空間。そしてやっぱり、競輪の魅力は「現場」でこそ味わえる!近くにお住まいの方、現地観戦を迷ってるファンの皆さんには、迫力満点のゴール前観戦を強くオススメします!

■タテ脚のある選手にはぴったりの舞台!武雄バンク

武雄競輪場(撮影:北山宏一)

 武雄競輪場は、全国で最も多く存在する400バンクのひとつ。その中でも直線の長さは64.4mと、大宮の66.7mに次ぐ日本で2番目の長さを誇ります。だからこそ、まくり・追い込みが有効!脚力があれば3番手からの突き抜けも珍しくないバンクで、タテ脚のある選手には持って来いのバンク

 個人的な話になりますが、長年、500バンクの大宮競輪場で一喜一憂してきた自分としては、スジ違いの入り乱れる展開は大歓迎。偽りない脚力があれば届く長い直線は、納得の予想ができるし、相性もバッチリ!

 ちなみに、2015年のバンク改修をきっかけにホームスタンドがコンパクト化。その結果、ホームは追い風、バックは向かい風になる影響で「ただでさえ保たない先行は不利になる」という声も。

 なお、地元のレジェンドには、GI全冠制覇の初代グランドスラマー・井上茂徳(41期)、そしてGI・3勝の「闘将」佐々木昭彦(43期)という2大OBが名を連ねています。

 そしてマスコットキャラは、もちろん「たけ丸」!

■躍動、九州!!

元のエースは山田庸平(写真提供:チャリ・ロト)

 地元のエースは山田庸平伊東温泉ウィナーズカップ(GII)」で3勝を挙げ、流れはバッチリ。狙うはもちろん、悲願の地元記念初V! 欠場した兄・英明の分も背負って、ガンバルしかない。

 前で自力を武器に頼りにしたいのはは嘉永泰斗伊藤颯馬の2人。近況パッとしないところはあるが、地元・九州開催に向けて照準を合わせてくるはず。

 さらに、青柳靖起坂田康季橋本宇宙の若手三羽ガラスにも注目!勝ち上がれば、地元九州の勢いが倍増、いや三倍増しになる可能性アリ。大会の命運を握るキーマンたちです!

 そして他地区からは…SSからはひたすら先行没頭だけではなく狙って勝つまくりもある新山響平、目指せ人間最強サイボーグ・関東のニューリーダー眞杉匠郡司浩平深谷知広が不在ならもちろん自力でヤレるよ岩本俊介が出走。

■今開催オススメ選手は?

高橋築(東京109期)

高橋築(撮影:北山宏一)

 自力アリ、捌きアリ、目標あるなら番手戦もできる。。GIクラスとそれなりの勝負ができるまであと少しの辛抱で、ワンランク上の自在屋を目指すなら、準決勝あたりをどうクリアしていくかどうか。

道場晃規(静岡117期)

道場晃規(写真提供:チャリ・ロト)

 以前より“勝負どころで行く時は行く!”を体現できているのは上昇の証。フィニッシュホールド「まくり」なら二次予選あたりまで期待してもOK!

山口多聞(埼玉121期)

山口多聞(写真提供:チャリ・ロト)

 純然たる先行選手。後ろに格上を背負うならBinBinに引き出す。勝ちを意識したまくりもやれる未来を埼玉の背負う男。若干、頭打ちの感はあった近況だが、前走小倉の逃げきり2勝をきっかけに再上昇を期待したい今開催。

佐川翔吾(大阪94期)

佐川翔吾(photo by Shimajoe)

 2場所前のFI松阪準決勝、鉄板・窓場千加頼の先行をグサり交わして競輪ファンをザワつかせたのは記憶に新しいところ。年齢的にも番手まわりが増えたし器用ではないがそれなりに上の番組で、“もしかしたら!?”を感じさせるし、自力でもツボにハマった時にはまくりで穴推奨。


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