閉じる

【ウィナーズカップ】期待に応えてワンツー決着の山田庸平と山崎賢人

2025/03/20(木) 15:45 0 2

 伊東温泉競輪「第9回ウィナーズカップ(GII)」が20日に初日を開催。一次予選3Rを走った山田庸平山崎賢人に話を聞いた。

「結果オーライでした」と話す山崎賢人(左)と山田庸平

 山田の差し目が2車単の1番人気と本線を背負った2人が期待に応えてワンツー決着。結果だけなら手堅く決まったように見えたが、実際のところはヒヤヒヤの決着だった。山崎は赤板からホームにかけて高橋築にフタをされ内に包まれる大ピンチ。山田は333走路の後方でしかも内に詰まってしまってはもう勝負圏がなくなる、と判断して自力に転じた。ホームまくりはスピードもよく前団を飲み込み力強く押し切った。

 山田の読みが冴えていたが、山崎も外が空くと慌てて車を持ち出し、山田を追いかけて2着に飛び込んだ。「結果オーライでした。下げる、下げないかの判断が悪かった。333バンクだったし下げたら無いって思いもあったので…。ああなれば庸平さんが自力に切り替えるのは仕方がないこと。僕のミスです。(決まり手はまくりだが)マークですよ、これでは…」と山崎はワンツー決着にも現地合流ということもあって表情は浮かない。

 一方、山田は「落ち着いてはいけました。結果的に2人で決まったので。自分的には久しぶりにいい感覚で乗れているんだけど、自転車がもう少し流れてもいいかなと思った。今回、初めてクランクを変えたんですけど、もう少し考えるところがありますね」とセッティング次第でさらなる上積みを予感させた。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票