西武園競輪場で2月4日、スポーツニッポン新聞社杯の初日を迎えた。初日9Rを制した鈴木誠に話を聞いた。
予選9Rは伊早坂駿一の番手を奪った坂本貴史の力走もあり、北日本プラス太刀川一成のラインでワンツースリー。ゴール寸前で坂本をかわした鈴木誠は「貴史君のおかげで前回の分を少し取り返せた」と白星スタートを喜んだ。
“前回の分”とは開催中止となった高知FIの事。「高い旅費を払って行ったのに、前検日の朝に中止と言われ、部屋に隔離されていた。したことと言ったら前泊してカツオを食ったくらい(苦笑)」。
開催が中止になってしまった分、しっかり練習をやってきたようで「1着はその成果かな」と結果が出て一安心。準決でもさらに賞金を稼ぐつもりだ。