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【名古屋競輪G3】深谷知広が記念連続優勝!「郡司は前でも後ろでも頼もしいです」

2025/03/04(火) 19:30 0 1

2025年3月4日 名古屋競輪
大阪・関西万博協賛
開場75周年記念「金鯱賞争奪戦名古屋グランパスカップ」G3(最終日)

3月1日より4日間の日程で開催してきた、名古屋競輪開場75周年記念「金鯱賞争奪戦名古屋グランパスカップ」G3が決勝を迎えた。
初戦から快走の郡司浩平は、初日特選で深谷知広岩本俊介を引き連れライン決着で他を圧倒すると、準決勝では、地元の笠松信幸山内卓也を付け、上位独占の快進撃でシリーズをリードした。
深谷も2日目からはパワーみなぎる自力戦で別線の包囲を切り抜けた。また、S班の新山響平や、林泰正も頭脳的な戦いで決勝進出を果たし、好調をアピールした。 地元2人が南関東ライン追走を選択した決勝は、最終HSで仕掛けた新山を郡司が2コーナーから捲り、最後の直線でとらえると、郡司マークの深谷がゴール前でかわして1着ゴール。2月の静岡に続き今年2回目、通算23回目のG3を制し、嬉しい名古屋記念初の優勝を手にした。

※3日目準決勝レポートはこちら

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【最終日12R=S級決勝】
1/山田英明(S1・佐賀89期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/武藤龍生(S1・埼玉98期)
4/大槻寛徳(S1・宮城85期)
5/深谷知広(S1・静岡96期)
6/山内卓也(S2・愛知77期)
7/小林泰正(S1・群馬113期)
8/笠松信幸(S1・愛知84期)
9/新山響平(SS・青森107期)

【レース展開】

赤板。9・新山が2・郡司をおさえていく
打鐘。7・小林が9・新山をかわして先頭
最終HS。3番手から9・新山が仕掛ける
最終2コーナー。2・郡司が捲りで東北ラインに迫る
ゴール。5・深谷が差し切り優勝

誘導以下、2郡司-5深谷-8笠松-6山内、7小林-3武藤、1山田、9新山-4大槻で周回。まず新山が上昇していき、赤板過ぎに郡司を抑えていく。新山の動きに続いた小林は、赤板過ぎ2コーナーで新山をかわして先頭に立つ。小林が先頭で、3番手に新山、5番手に郡司の態勢で打鐘を通過。最終HS前から新山が仕掛けて、逃げる小林を叩いて主導権を握ると、郡司もすぐさまスパート。逃げ粘る新山を、郡司が最後の直線で捕える、郡司マークの深谷がゴール前で差し切り優勝。2着に郡司で南関東のワンツー決着。郡司ラインの3番手を追走した笠松が3着に入線した。

【最終日12R=名古屋競輪G3決勝】
2車単5-2 300円(1番人気)
3連単5-2-8 830円(1番人気)
決まり手:差し-捲り

優勝/深谷知広(S1・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回戦績:特1・二1・準2・決1
次走出場予定:取手F1(3月10日〜12日)

今回は、愛知の選手と連携することができたし、声援がすごくて地元の感じがしました。愛知時代に名古屋記念の優勝がなかったので、その思いがありました。優勝は嬉しかったです。
(打鐘過ぎから)後ろに付いていて、スピードが上がり続ける感覚でしたが、郡司(浩平)のスピードなら、どんな展開でも届くだろうと思い、安心して付いていました。今回は2回、郡司と一緒になって、後ろから決めることができたので、少し励みになります。(郡司は)前でも後ろでも頼もしいですね。さらにいい関係が作れたらいいなと思います。
この後、伊東温泉競輪でのウィナーズカップまでは立て続けだし、ダービー(日本選手権競輪)まで集中を切らさずに頑張りたいです。


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名古屋G3(最終日)注目選手ピックアップ/
【最終日4R=S級選抜】
「スパッと出るのが理想」
1着/小松崎大地(S1・福島99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

1着でしたが、(最終BSは原大智の番手から)踏み込んだ感触、出が悪かったです。自転車もかなり調整し、試行錯誤しているのですが。スパッと出るのが理想ですね。体も自転車も、そこに持っていかないと(上位では)戦えない、課題です。今は、勝負できる段階にないので、このままだと振り落とされるだけ。何とか食い込めるように、勝負できるように頑張ります。

(P-Navi編集部)

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