初日は正攻法で後ろからの仕掛けを待つ展開。そこを一気に加瀬に叩かれてしまう。

「本当は駆けたかったんですけど、33バンクだとあんなスピードで行かれてしまうんですね。その辺は反省すべきところです」と自らの失敗を反省。しかし、その後のリカバリーが素晴らしかった。叩かれた瞬間に俊敏に加瀬の後ろに飛び付いて、さらにバックから捲り上げた。

「体が普通に反応したというか、切り替えられましたね。後ろに中村さんがいると思っていたんですけど、久米さんだったんですね。33バンクでスピードに乗っていたけど、あれで差されるようではまだまだですね」と振り返る。

「自分の仕掛けが遅い感じがするので、33バンクだけに思い切った仕掛けをやっていきたい」と二日目に向けて抱負を語る。今シリーズは相手が強く激戦ムードだが、持ち味のスピードを最大限生かした走りで上位進出を狙う。(アオケイ・真島記者)