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【小松島ミッドナイトG3】鈴木竜士がG3初優勝!

2025/02/20(木) 02:00 0 3

2025年2月19日 小松島競輪
ミッドナイトG3(最終日)

昨年の佐世保に続いて、2回目の開催となるG3のミッドナイト競輪が、小松島競輪場を舞台に2月17日から19日の3日間で争われた。
シリーズの注目は新田祐大の参戦で、初日特選を逃げ切ると、準決勝は大川剛の番手から抜け出して連勝で決勝進出を果たした。また、久田裕也との連携で島川将貴も予選から連勝で地元G3優出。関東勢は鈴木竜士を先頭に唯一の3車ラインで決勝に挑んだ。
新田祐大が一番人気に推された決勝は、地元ラインが主導権を握る中、その3番手でレースを進めた鈴木竜士が直線で鋭く差し切り優勝のゴール。G3初優勝を手にした。

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【最終日9R=S級決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/鈴木竜士(S1・東京107期)
3/松坂洋平(S1・神奈川89期)
4/金子幸央(S2・栃木101期)
5/佐藤礼文(S1・茨城115期)
6/島川将貴(S1・徳島109期)
7/久田裕也(S1・徳島123期)

【レース展開】

S級決勝の周回
赤板過ぎ。7・久田が前を抑えて先頭に立つ
最終HS。7・久田が先行、3番手は2・鈴木が続く
最終BS。地元勢の主導権で、6番手から1・新田も仕掛けていく
最終4コーナー。6・島川の後位から2・鈴木が伸びてくる
2・鈴木が優勝のゴール
誘導以下、1新田-3松坂、2鈴木-4金子-5佐藤、7久田-6島川で周回。まず久田が上昇して、赤板過ぎに先頭に立つと、3番手は内に新田、外に鈴木で並走。打鐘で新田は下げて、3番手は鈴木が取り切る。先頭の久田は打鐘過ぎにペースをあげて先行態勢に入ると、最終HSでは一列棒状。最終2コーナー過ぎから6番手の新田が捲りを仕掛るが、最終3コーナーから久田の番手の島川が踏んで出て、その後位にいた鈴木も踏み込み最終4コーナーへ。直線に入ると、鈴木が鋭く差し脚を伸ばして優勝ゴール。島川と鈴木の間のコースを追い込んできた新田が2着。3着には鈴木マークの、金子が入線した。

【最終日9R=S級決勝】
2車単2-1 2,170円(7番人気)
3連単2-1-4 5,500円(18番人気)
決まり手:差し-差し

優勝/鈴木竜士(S1・東京107期)
今回成績:特2・準1・決1
次走出場予定:京王閣F1(2月28日〜3月2日)

それほど特別感はないですが、優勝できたことは嬉しいです特に作戦は無かったのですが、後ろ攻めにならないようにだけ、あとは流れで。新田さんが逆に内に行ってくれたらラッキーというか、行かなければホームでカマしながら島川を決めて勝負かなと思っていました。でも、(新田が)引いてくれたので、あとは島川の行くタイミングでと。ああなったら、島川も前に踏むしかないし、タイミングを見てから自分も仕掛けられればと思っていました。結果、1着だったという感じですね。
(今開催は)何ひとつ満足できることが無かったです。とにかく1日、1日を大事にして、脚力向上させるために、時間を割いていきたいと思っていました。結局、真っすぐ走る力が強くなっていかないと、上では戦えないので。
(優勝は)結果でしかないので、しっかりと次走、そして1年をしっかり走れればいいなと思います。とりあえず、落車しないこと。それで崩れている場面が多いので、ケガ無く1年を走り切ることが目標です。
東京の後輩が見ている前で、しっかり結果が出せたのは良かったです。次も自分の出るレースで、1走、1走を頑張るだけですね。(ミッドナイトも)問題なく走れました。

同期でもあるガールズ優勝の児玉碧衣と記念撮影
(P-Navi編集部)

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