2025/02/07(金) 23:00 0 0
久留米競輪のナイター「チャリロト杯(FII)」が7日に初日を開催したが、A級1・2班戦の8〜10Rは悪天候で公正安全な競走ができないと判断されたため中止、11Rと12Rは打ち切りとなった。A級予選9Rを走る予定だった野見泰要と井上剛に話を聞いた。
レース中止が決定すると、みなし着位を決めるガラポン抽選が行われた。ガラポンというのは抽選器に入れられた1から30の数字が書かれた玉を回し、小さい番号を引いた順番で着位が決まるもの。気合十分の岡山コンビはここで圧倒的な運の強さを示し、野見が「2」、井上が「5」を引き、みなし着位の1位、2位をゲットし共に準決進出を決めた。
アクシデントを味方に付けた不思議なワンツーに野見は「強い荒川(仁)君をやっつけました(笑)。レース前に検車場の掃除をして徳を積んだのが良かったかな。厄明けの一発目のレースだったんです」と大喜び。
井上も「野見の先行が強くて抜けなかった(笑)」と"疑似レース"を振り返り「節目はお預けですね。でも勝ち上がれたしヨシとします」と目前に迫った通算300勝達成こそならなかったが、こちらも満足そうだった。(netkeirin特派員)