2025/02/06(木) 18:15 0 4
大本命だった脇本雄太は早々と欠場届けを出している。これで、豊橋・全日本選抜は、ぶっつけ本番。S班のメンバーは郡司浩平、古性優作、平原康多の3人。
近況の充実度は郡司浩平が一番。今年は立川記念から始動して準優勝、続く松阪記念が優勝、そして追加で走った高松記念が優勝と絶好調。しかも高松記念のVは、長い審議になったがセーフとなっておりツキもある。今大会は同県の松井宏佑との連係が基本となるが、自力でやっても問題ない。神奈川3番手は地味だがタテ型の小原太樹。
前回の松阪記念は郡司浩平にやられたが、相手が深谷・郡司のタッグだったし仕方ない面もある。これが記念でなく、GIなら、もっとアグレッシブに走っていたはず。ワッキーが不在だが、次の全日本選抜に向けて、自分でやるのはプラス材料かも。当然、近畿の先頭で頑張るが、三谷兄弟や、近畿が決勝に大挙進出なら別線になる。これも、ガチンコでやる近畿の良さ。
関東は平原康多が指令塔で佐々木悠葵や小林泰正が機動型。平原は大宮記念での落車からの復帰戦。今年も怪我との戦いになるが、不屈な闘志を持っているのは立派。佐々木は大宮記念で優勝し、ラインを考えて、レース内容も良くなっている。
北日本は40歳以上のオールドメンバーで小松崎大地、山崎芳仁、佐藤友和、飯野祐太。新山響平に続く自力選手が出てこないのが痛い。
中部も手薄で、今回は中四国のメンバーもきつい。九州も北津留翼ぐらいで、近畿祭りになる可能性も。
その地元勢だが、看板スターのGI覇者の三谷竜生は4度目の地元記念優勝を目指す。三谷将太も協賛GIIIを獲っており、命より大切な地元シリーズだ。
初日特選メンバーの想定の並びだが、近畿は古性優作に三谷将太。神奈川トリオは松井宏佑、郡司浩平、小原太樹で間違いないだろう。北日本は小松崎大地が単騎の自在戦。問題は関東勢だが、群馬の2人の前後がどうあれ平原康多は3番手。年齢と最近の戦法からも佐々木悠葵、小林泰正の折り合いだと思うが、2人で話して逆もあるだろう。