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【玉藻杯争覇戦】今節のレース展望

2025/01/28(火) 13:45 0 14

高松競輪場の「開設74周年記念・玉藻杯争覇戦(GIII)」は、30日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 超主役級だった、S班の脇本雄太清水裕友は欠場。脇本は次の奈良記念も欠場届を出しており、豊橋・全日本選抜(GI)に向けて体調が心配される。ワッキーのピンチヒッターが伊藤颯馬で、清水の代役が郡司浩平だ。これでS班は郡司浩平新山響平の2枚看板。

郡司浩平

 郡司浩平は、これから数々の伝説を作って行く「輪史最強」のレーサーを目指している。周りの包囲網も厳しく常勝とはいかないが、それでも高いレベルで安定しており、桁違いのパワーでライバル達を蹴散らす。目標のあるレースより、高確率で決まる、捲りの方が魅力ある。

松谷秀幸

 同県の援軍も多く、和田真久留松谷秀幸福田知也の名前がある。今年に入っても快進撃が続く。立川記念は3連勝で勝ち上がり準優勝。直前の松阪記念では古性優作相手に完全優勝と手が付けられない強さ。中2日でのレースになるが、疲れも心配ないだろう。

新山響平

 先行日本一は誰? と全国の競輪ファンにアンケートをとったら、新山響平と答える人が一番多いのではないだろうか。それくらい新山という選手は評価が高く、「2周先行当たり前」の強気なレースは華があって格好いい。今回のシリーズもやることは変わらず、一気に前に出て、ゴールまで突っ走っているだろう。番手は仕事人の異名がある成田和也だ。

犬伏湧也

 四国地区のGIIIということで犬伏湧也も相当気合が入っている。パンチの効いたカマシ捲りは脇本と互角かそれ以上の評価だし、絶対エースとして責任感を持って走り抜く。地元からはいつまでも元気な香川雄介を筆頭に石原颯原誠宏が1班からの出場。

伊藤颯馬

 大物キラーとして有名な伊藤颯馬伊藤旭もそろそろ大きいのを1つ獲りたいと思っているはず。

伊藤旭

 伊藤颯馬は綺麗な自力勝負だが、伊藤旭は、いきなり逃げたり、ヨコをやったり、良い意味で読めない選手だ。また名前のあるところではベテランの三谷将太諸橋愛も気になる。昨年後半からずっと伸びている杉森輝大も穴で面白そう。

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