2025/01/25(土) 18:30 0 4
前節の平塚2日目、57歳の倉岡慎太郎が、同じく57歳の竹野行登と安藤雄一を背にした"57歳トリオ"の先頭で捲りを決めて竹野とワンツー。通算518勝目は昨年1月13日以来、ほぼ1年ぶりの白星で、捲りでの1着は22年8月の玉野以来、約2年5か月ぶりだった。
竹野が誘導を下ろすなどのアシストはあったにしても、大ベテランが34歳の渡邉正人を捲り、翌日は57歳トリオの写真などが掲載された各スポーツ紙の記事がインターネット上に出回った。
「うんうん、竹野のサポートとかもあって。とりあえず行けるところまで行ってみて、あとは後ろになんとか突っ込んでもらおうと思っていたらそのまま行けてしまった。自分でもビックリでしたよ。一生の思い出になりました。なんか捲った子に申し訳なかったなぁ」
オールドファンが色めき立つ結果に、チャレンジの敗者戦とは思えない反響になった。
「みんなが喜んでくれたことが嬉しいね。まぁあんな事はそうそうないから(苦笑)。一戦一戦頑張っていくだけですよ。とにかく無理をしないことです」
そう言って目を細めた。初日はラモスレオをマークで自力発動のチャンスはなさそうだが、まだまだ元気いっぱいな倉岡の走りには注目していきたい。(netkeirin特派員)