2025/01/16(木) 14:45 0 0
大宮競輪の「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」が16日に開幕。3Rの一次予選に出場した太田龍希と中田健太に話を聞いた。
昨年の当大会で決勝入りした太田龍希と中田健太が一予でタッグを結成。“第二ライン”の評価だったが、太田が中団確保から冷静にまくって逃げた本線をのみ込み、中田もピッタリ続いて地元ワンツーを決めた。
1年ぶりのホームバンク戦となった太田は「今日は展開が向きました。バックの向かい風があったので(仕掛けず)待って、待ってでした。最近は気持ちの弱い部分が出て仕掛けられなかったりして、点数もバック数も減らしていた。一走一走が勝負だと思ったけど、1着が取れたので良かった。心だけしっかり強く持って、また明日から頑張りたい」と慎重に振り返った。
中田もここ2場所は大きな数字が並んでいたが、ここはきっちり連をキープ。
「龍希が地の利を生かして走ってくれた」と後輩を称えつつ、「地区プロで落車した影響があって(2場所前の)玉野は厳しかった。前回の伊東は体の感じがよかったのに結果はダメだったので、逆に自転車などを見直すことができた」と上向いた要因を明かした。2年連続の大宮記念優出に向けては「過去は過去なので。でも今年も決勝に乗れたら、そんなにうれしいことはない。この2場所で競輪は気持ちだと改めて感じたし大宮記念に関しては(気合を)入れすぎないことが大事。(2日目以降も)今日くらい落ち着いて走れればと思います」と語った。(netkeirin特派員)