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【高松競輪】自分の信念を貫き『マーク屋道』を守り続ける梶原恵介

2025/01/08(水) 18:30 0 7

高松競輪場の「高松市議会議長杯&CTC杯(FI)」は9日に最終日を迎える。2RのA級一般を走る梶原恵介に話を聞いた。

「もう時代が変わって俺なんか変わりもん扱いでしょ(笑)」と話す梶原恵介

ーー2日目の競りは流石でした。周回中どのポジションでも一回も負けていませんでしたね。

梶原:そう言って貰えると嬉しいです。

ーーレース後に小原(将通)選手に話を伺ったんですが、梶原さんに誘導を下ろしたのを怒られましたって言っていました。僕が見ての感想だと、先輩がジカで勝負しているのを、誘導を下ろしに行っていい仕事をやったなと見ていたんですが。

梶原:それはそうなんですけど。細かい仕事の話はしていなかったんですよ。僕は今まで一度も競りに行ってそんな事やっていない。正々堂々とやってきたのでそれがどうかなと。汚いことはやりたくないんです。僕は相手ラインに競り込んでいる立場ですから。受けてくれた選手に悪いかなって。それに見ているファンの人が後輩を使って誘導を斬りに行かせたって思われるのも嫌ですし。

ーー競輪を分かっていれば、そんな事を言うファンはいないと思いますよ。それぞれが自分のポジションの仕事をやって、お互いの負担を減らす。いいライン競走だったと思います。

梶原:競りにも礼儀があって、今回一緒に参加している爲田(学)さんとかも堂々と勝負していた。もう時代が変わって俺なんか変わりもん扱いでしょ(笑)。今時、流行らないですよね。

ーーでも、そうやって相手を敬う気持ちをもって『競り』をやると負けた相手も納得できますよね。正々堂々勝負して負けたのと、ルール上許されているカンナ削りで場所を取られたってのと違うでしょ。

梶原:そう見て貰えると嬉しいです。これからも自分の競輪道は貫きますよ。

 正々堂々と勝負する梶原。今のルールでは不利な事も多いが、それでも自分の信念を貫き『マーク屋道』を守り続ける。(アオケイ・梅田記者)

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