2024/12/19(木) 10:00 0 1
佐世保競輪場で19日から開催する「九十九島賞争奪戦(GIII)」。先週回収率1位、元S級選手の「がのさん」が今シリーズの展望を紹介します。
▶︎今日の競輪予想はこちら
佐世保記念は毎年この時期に行われる事が多いですね。そのためグランプリ参加選手は欠場していまします。しかし今回は好メンバーの戦いですよ。
佐世保の町は世界遺産軍艦島で有名ですが、その頃は漢の町でした。そのため佐世保競輪が発祥しました。今は観光の街で佐世保バーガーが有名ですがそれよりちゃんぽん屋さんが多いですね。もちろん競輪場の宿舎でも毎食ちゃんぽん、皿うどんは食べられます。不思議に思ったのはなぜかおでんがどのお店にもあるんですよ。出来上がるまでおでんで一杯するのが常です。
佐世保バンクは500を400に改装したのでカントが無くお皿バンクです。しかも直線が短く先手有利なバンクになりますよ。捲りの本命は怖いですね。案外人気がなくても残ることが多くなります。誰が逃げるのかがポイントになるでしょう。案外並びも多いですが穴を出すのはインコースに潜る選手です。今回74周年記念でやけに74を押してます。番組74には注意しましょうね。
中心選手はS班が3名参加です。ここは番組勝ち上がり恵まれそうです。特に競輪祭から好調の松浦悠士は直前の広島記念イン玉野で優勝しました。連日番手のレースだったので今回は自力も含めたレースになりそうです。松浦は1月あっせんが止まります。ここで稼いでおきたいのが本音でしょう。深谷知広は残念な結果になりましたね。あまり気にするタイプでは無いので何時ものレースでしょう。バンクの特性上早めに逃げる事もありそうですよ。佐藤慎太郎も気にしてません。いぶし銀の脚で必ずファンに応えてくれます。位置が悪くてもインから強襲は有るでしょう。
地元トリオが気合駆けです。特に荒井崇博は九州の若手を操縦するのが上手です。必ず駆けるので勝ち上がりは中心になりますね。アフロ山崎が一皮むけてます。競技用のカーボンとは車の流れが違う鉄フレームですがここに合わせて来るはずです。伏兵扱いになりそうな井上も勝ち上がりは目標付けるでしょうね。地元地区の嘉永泰斗、北津留翼、伊藤颯馬は今回地元に貢献かなの予感です。
記念の勝ち上がりは後半番組を組んでいるので初日、2日目は絶対に後半からの方が展開が見えます。後は配当ですが前予想だと解りません。余りにも低い時は慎重に買わなくてはなりませんね。
決勝は少ない点数で当たりを拾えれば楽しい年越しが出来ますね。今回は結果が求められる開催になりますね。よろしくお願いいたします。
※最終日12R 決勝は無料で予想を公開します!