2024/12/14(土) 19:00 0 0
玉野競輪「広島記念in玉野・ひろしまピースカップ(GIII)」が14日に3日目を迎えた。3日目の5Rを走り終えた高橋晋也に話を聞いた。
二次予選で惜しくも敗退した高橋だったが、ルーキー森田一郎の先行をスピードよく捲り切って今節2勝目を挙げた。
レース後には「山形さんは先手で3、4番手にいるだろうと思っていたので、想定内の展開だった。森田君がダッシュをしてから、力ずくで行こうかと思っていたけど、カカっていた時の方がいいと思ってすかさず行った。もうちょっと早く駆けてくれるかなと思ったけど、出切れているので悪くはないと思う」とレースを振り返った。
自身の状態に関しては「悪くはないけど、体の疲労もあって力んでしまったので、そこはケアをして明日(最終日)までに少しでも改善できればいいですね。もっとスムーズに動けるようになれば」と明日に向けての修正点を話した。
悔しい二次予選のことにも触れたのだが、「昨日負けたのがすごく悔しかったので、仕掛けどころは逃さないようにと思っていた。昨日は守澤(太志)さんが付いてくれたのに、何回かあった仕掛けどころを逃してしまったし、行っちゃいけないところで行ってしまった。気持ちの弱さがでてしまったけど、上でも戦えるようになりたいので、頑張りたい」と話した。
『自分は気持ちが弱いので』と口にする高橋だが、一時前に比べると波がそこまでなくなったし、もう一段階上にいける気配も戻ってきたように感じる。最終日は初日も連係してワンツーを決めた竹村勇祐と一緒になった。初日の再現でもう一度ワンツーに期待したい。(アオケイ・宮本記者)