2024/11/06(水) 18:00 0 6
地元のエースと呼ばれたい取鳥雄吾に期待する。好不調の波は大きいが、ダッシュ勝負のロングスパートを持ち味にしている。出稽古に行っている防府を拠点に、日々、清水裕友とトレーニング。もうひと皮むける為にも、来年は大切な年になる。前走の防府記念は準決勝止まりだったが、2走目前の親王牌では一次予選で逃げ切っている。まずは、来春の玉野記念で優勝して男になりたい。
番手は地元同士の隅田洋介。番組的に番手、3番手のレースも増えているが、本来は鋭い捲りが武器。捲りで勝てる選手だし、取鳥雄吾の番手をスンナリ回れば逆転十分。3番手は地元の御大的な立場の柏野智典、4番手は回れないかもしれないが、中国で大川龍二も連係する。
小倉竜二、高原仁志、山形一気の徳島勢は中国勢と別線になりそう。小倉と山形は練習仲間だが、近況、山形は自力を出しておらず、どう攻めるか難しい。
近畿は三谷竜生が、相変わらずの存在感。GI覇者としてのプライドもあり、前回の名古屋で優勝。若手の勝ち上がりが難しそうで自分でやるレースになりそう。
九州は阿部将大と瓜生崇智のタッグで、穴人気以上の存在。アベマサは勝負強く、夏場前の状態に戻せば怖い男だ。
A級は溝口葵が競走得点を一番持っている。近況、ほぼ全部のレースで最終バックを取っており、9月開催の地元松阪で優勝。番手は中部同士の巧者・竹田和幸。キレが戻っている木村幸希と松岡孔明も展開次第で優勝は可能。特別昇班して売り出し中の、阿部英斗が完全Vでもおかしくない。
ガールズケイリンは児玉碧衣が、競輪祭に向けてスイッチを入れる時期。先月は腰痛や、事故点による黄檗山での訓練があったが、前哨戦となる今開催は優勝したい(当サイトの本人のコラムに詳細は書かれている)。吉岡詩織は9月開催の久留米で優勝、追加で入った尾崎睦と2人が、児玉碧衣を脅かす選手達だ。